竹田市議会 > 2014-03-05 >
03月05日-01号

  • "庄内"(/)
ツイート シェア
  1. 竹田市議会 2014-03-05
    03月05日-01号


    取得元: 竹田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成26年  3月 定例会(第1回)平成26年竹田市議会  第1回定例会会議録(第1号)                      平成26年3月5日(水曜日)-----------------------------------●議事日程 第1号 平成26年3月5日 午前10時 開議     開会、開議 第1 会議録署名議員の指名    (17番 足達寛康議員、1番 佐藤美樹議員) 第2 会期の決定 第3 主要公共施設調査特別委員会正副委員長互選結果の報告 第4 諸報告 第5 議案の上程 第6 提案理由の説明 第7 議案に対する質疑(議案第25号) 第8 討論・採決(議案第25号)     閉議-----------------------------------●本日の会議に付した事件 議事日程に同じ (議案等) 報告第1号 専決処分事項竹田市立幼稚園設置条例の一部改正」について 議案第2号 平成25年度竹田市一般会計補正予算(第9号)について 議案第3号 平成25年度竹田市長湯温泉療養文化館特別会計補正予算(第3号)について 議案第4号 平成25年度竹田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について 議案第5号 平成25年度竹田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について 議案第6号 平成25年度竹田市介護保険特別会計補正予算(第4号)について 議案第7号 平成25年度竹田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について 議案第8号 平成25年度竹田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について 議案第9号 平成25年度竹田市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第3号)について 議案第10号 平成25年度竹田市国民宿舎久住高原荘事業特別会計補正予算(第1号)について 議案第11号 平成25年度竹田市国民宿舎直入荘事業特別会計補正予算(第2号)について 議案第12号 平成25年度竹田市水道事業会計補正予算(第4号)について 議案第13号 平成26年度竹田市一般会計予算について 議案第14号 平成26年度竹田市立こども診療所特別会計予算について 議案第15号 平成26年度竹田市長湯温泉療養文化館特別会計予算について 議案第16号 平成26年度竹田市国民健康保険特別会計予算について 議案第17号 平成26年度竹田市後期高齢者医療特別会計予算について 議案第18号 平成26年度竹田市介護保険特別会計予算について 議案第19号 平成26年度竹田市簡易水道事業特別会計予算について 議案第20号 平成26年度竹田市農業集落排水事業特別会計予算について 議案第21号 平成26年度竹田市浄化槽整備推進事業特別会計予算について 議案第22号 平成26年度竹田市国民宿舎久住高原荘事業特別会計予算について 議案第23号 平成26年度竹田市国民宿舎直入荘事業特別会計予算について 議案第24号 平成26年度竹田市水道事業会計予算について 議案第25号 竹田市固定資産評価審査委員会委員の選任について 議案第26号 竹田市特別職の常勤職員の給与に関する条例の一部改正について 議案第27号 竹田市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について 議案第28号 竹田市荻駅交流館条例の制定について 議案第29号 竹田市基金条例の一部改正について 議案第30号 竹田市消防長及び消防署長の任命資格を定める条例の制定について 議案第31号 竹田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 議案第32号 竹田市手数料条例の一部改正について 議案第33号 竹田市火災予防条例の一部改正について 議案第34号 竹田市分担金徴収条例の一部改正について 議案第35号 竹田市あざみ台展望所スカイパークあざみ台」条例の廃止について 議案第36号 竹田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について 議案第37号 竹田市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 議案第38号 竹田市心身障害者福祉手当条例の廃止について 議案第39号 竹田市へき地教職員住宅条例の一部改正について 議案第40号 竹田市体育施設条例の一部改正について 議案第41号 普通財産の減額貸付けについて 議案第42号 財産の無償譲渡について 議案第43号 竹田市荻駅交流館の指定管理者の指定について 議案第44号 市営住宅の指定管理者の指定について 議案第45号 社会福祉センター等指定管理者の指定について 議案第46号 保育所の指定管理者の指定について 議案第47号 竹田市祖母山麓体験交流施設「あ祖母学舎」の指定管理者の指定について 議案第48号 市道路線の認定について-----------------------------------●出席議員数(18人) 1番     佐藤美樹 2番     鷲司英彰 3番     山村英治 4番     阿部雅彦 5番     渡辺克己 6番     岩屋千利 7番     徳永信二 8番     佐田啓二 9番     日小田秀之 10番     坂梨宏之進 11番     森 哲秀 12番     加藤正義 13番     吉竹 悟 14番     本田 忠 15番     和田幸生 16番     後藤憲幸 17番     足達寛康 18番     中村憲史-----------------------------------●欠席議員(0人)-----------------------------------●職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長            吉野冨士男 次長兼議事係長         柴尾浩昭 庶務係長            野仲芳尊 庶務係副主幹          堀 貴美子-----------------------------------●説明のため出席した者の職氏名 市長              首藤勝次 副市長             野田良輔 教育長             吉野英勝 総務課長            木下郁雄 企画情報課長          釘宮恒憲 財政課長            後藤俊治 税務課長            藤原誠一 市民課長            佐藤元比古 保険課長            柏木良知 健康増進課長          後藤英一 環境衛生課長          大塚直広 人権・同和対策課長       工藤寛治 福祉事務所長          大塚幸憲 養護老人ホーム南山荘長     野村 忠 農政課長            菅 孝司 林業振興室長          吉良喜久男 畜産振興室長          菊池仁志 農林整備課長          秦 博典 商工観光課長          林 寿徳 建設課長            阿南智博 入札・検査課長         安達 豊 荻支所長            後藤 誠 久住支所長           渡辺英治 直入支所いきいき市民課長    峯田昌勝 会計課長            阿南 茂 教育総務課長          甲斐健三 学校教育課長          河野光雄 生涯学習課長          本田隆憲 文化財課長           吉野健一 学校給食共同調理場長      野田道人 消防本部消防長         後藤 清 農委事務局長          阿南靖弘 水道課長            大塚俊裕 市長公室長           池永 徹 総合まちづくりセンター長    渡辺一宏 総務課長補佐          後藤和重-----------------------------------●会議の経過 午前10時 開議 ◎事務局長(吉野冨士男君) おはようございます。ただいまの出席議員数は18人で、定足数に達しております。 ○議長(中村憲史君) おはようございます。ただいまから、平成26年竹田市議会第1回定例会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配布してあります日程表により運営いたしますので、ご了承願います。日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、17番、足達寛康議員、1番、佐藤美樹議員の両名を指名いたします。日程第2、会期の決定を議題といたします。本定例会の会期を本日から3月26日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村憲史君) ご異議ないものと認めます。本定例会の会期は、22日間と決定いたしました。なお、会期中の会議日程につきましては、お手元に配布してあります日程表のとおりでありますのでご了承願います。日程第3、主要公共施設調査特別委員会正副委員長互選結果の報告を行います。去る1月23日、平成26年竹田市議会第1回臨時会において主要公共施設調査特別委員会が設置されたところですが、その委員長、副委員長につきましては、委員会条例第9条第2項の規定により、同日に開催されました特別委員会で互選が行われましたので、その結果を報告いたします。主要公共施設調査特別員会の委員長に加藤正義議員が、副委員長に岩屋千利議員が選出されましたので、報告いたします。日程第4、諸報告を行います。市長に、市政に対する諸報告を求めます。市長 ◎市長(首藤勝次君) おはようございます。市政の報告をいたします。先般の大雪被害を目の当たりにしまして、例年にも増して春の訪れを待ち遠しく感じるこの頃であります。先月、13日から14日の昼にかけて降り続いた雪は45年ぶりの大雪となり、本市では山間部を中心に停電が発生、道路の規制も数多く生じる事態となりました。この大雪の中、不幸にしてお亡くなりになられた方に衷心よりお悔やみを申し上げますとともに、停電の復旧作業が思うように進まない中、不安な時間を過ごされた市民の方々、また、農業施設等に被害を受けられた皆様方に、心からお見舞いを申し上げる次第であります。市といたしましても今回の大雪の対策においては、2月14日の午前8時半に大雪対策連絡室を設置し、市道を優先に除雪作業を開始すると同時に、各地域の民生委員の皆さんのご協力をいただきながら、職員に停電地域に住居する高齢者の安否確認を行うよう指示するとともに、自治会長各位に対して、地域の状況把握、確認を行うなど、市民の皆様の安全確認に努めたところでございます。除去作業におきましては、作業車両、人員に限りがあるため、市民の皆様方からの要望に即時にお応えすることができなかったことは、今後の課題として受け止める一方、自宅周辺の生活道路等の除雪作業にご協力をいただきました市民の皆様、加えて、休む間もなく除雪作業に携わっていただきました、災害応援協定を締結しております事業者の皆様方に、この場をお借りして改めて心から深く感謝を申し上げる次第であります。現在、市では大雪による除雪作業等に機械の提供等でご協力をいただきました市民の皆様に対して、少しでも経費の支援をすることができないかなど、災害、雪害支援対策を研究しているところであります。更に、今回の大雪はかつてない農業用ハウスの被害が続出したことが、その特徴として挙げられます。具体的には、本日現在で雨除け及び連棟型の園芸用ビニールハウスの倒壊8.73ヘクタール、被害金額で1億6,100万円、シイタケのハウス他、人工ホダ場等の倒壊1.01ヘクタール、2,900万円、その他畜産関係施設等20か所、5,400万円、総額は2億4,400万円となっております。園芸の主な品目はトマトとミニトマトで5.6ヘクタール、全体の64%を占めている状況にあります。先月、22日に広瀬大分県知事が、農業施設の被害状況を確認するために荻町を視察いただいたところでございます。私からも復旧支援策の助成を要請いたしておりましたけれども、その結果、農業用ハウスの復旧再建、倒壊した施設の撤去費用、もちろん再建することが条件でありますが、この対象経費の補助について国の緊急支援策、現行の国30%に加え、県が20%、竹田市が10%、全体で経費の6割を助成するという方向が打ち出されたところでありますが、一昨日、農林水産省が新たに被災農業者への追加支援策を発表いたしましたので、ご報告を申し上げたいと思います。1点目は、倒壊した施設の撤去費用については、国がその半額を負担、つまり30%補助から50%補助にかさ上げをして、残る半額についても県と市で補助することで、農業者の負担がないようにするという方向であります。二つ目は、再建・修繕については同様に国がその半額を補助、残る半額を県、市、そして農業者で負担するとのことであります。この県、市、農業者の負担割合については、現在、大分県の方で検討しておりますので、今週中には発表できるものと思っております。第3点目は、これによる市の負担額の7割から8割について、特別交付税で処置されるということでありますので、この件につきましては予算補正等で対応して、今後の作付けや農作物生産における支援をしっかりと行っていきたいと考えております。四十数年ぶりとは言いながら昨今の異常気象を考えると、今回の大雪を教訓に大雪への対応、そして雪害への被害などを踏まえた地域防災計画の見直しなど、市民の皆さんが安心・安全に暮らしていけるように、防災体制の強化に努めてまいることが必務だと、改めてその使命を痛感しているところであります。それでは、その他の報告事項につきましては、お手元に文書で配布しておりますので、それに基づき報告をさせていただきます。平成25年12月5日以降の諸報告につきましては、お手元の資料のとおりでありますので、ご覧いただきたいと思います。以上で報告事項を終わらせていただきます。 ○議長(中村憲史君) 次に、議長及び監査委員の報告でございますが、印刷してお手元に配布してありますのでご了承願います。日程第5、議案の上程を行います。報告第1号、及び議案第2号から第48号までの合計48案件を一括議題といたします。日程第6、提案理由の説明を行います。市長に提案理由の説明を求めます。市長 ◎市長(首藤勝次君) 平成26年竹田市議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、ご繁忙の中ご参集いただき、厚くお礼を申し上げます。議案説明に先立ちまして、所信の一端を申し述べさせていただきます。世相を映し出すかのような異常気象が続きます。先般の大雪もその象徴的出来事かもしれませんけれども、地方においては、アベノミクスが唱えられても社会・経済全般にあっては、まだまだ先行き不透明な感は否めないのが現実であります。それだけに基礎自治体は地方分権、地域主権の流れをしっかりと組み入れて、ぶれない自立を目指していくことが肝要であると考えております。さて、我が竹田市にありましては、まず、一昨年の7.12大水害からの完全復興と、先日の大雪被害からの復興が大命題であります。国・県の支援を受けて、順調な復興を目指してまいります。次は、やはり少子高齢化、過疎化を食い止める政策展開が最優先課題であります。諦めて立ち止まるのではなく、可能性を求めて果敢に挑戦をする、その勇気こそが求められます。特に75歳以上の全人口に占める割合が25%を超えて、日本の平均値の40年先を歩んでいる超高齢化社会への対応が急務であります。厚生労働省の支援を受けて、実証実験を重ねてまいりました。暮らしのサポートセンターの開設は、久住地区に始まり、直入地区、そして荻地区へと枝葉が伸びております。社会の新しい仕組みづくりとして、全国の注目を集めております。現場主義に立って、行政はもちろん、社会福祉協議会経済活性化協議会との連動性を活かした福祉対策を強化させてまいります。大局的には農業、特に野菜、トマト、そして畜産や特産品のブランド化を推進してまいります。農政課にブランド推進室を設置し、例えば荻のトマト、菅生のスイートコーン、久住高原牛、竹炭米やカボス、サフランを目玉にして、加えてシイタケの再生も視野に、加工品開発にも取り組みながら、海外市場の開拓を図ることにいたしております。もう一つの地場産業としては、やはり伸び代のある観光振興であります。観光の経済力は周辺の関連産業にも効果を及ぼし、産出額の1.6倍の経済を生み出すとされております。地域特有の資源を活かしながら、平成27年度に始まるデスティネーションキャンペーンを絶好の機会として捉え、本年度からプレ事業の展開で弾みをつけてまいりたいと思っております。若者の就業の場づくりも大切であります。九州ジージーシーの規模拡大による操業開始も間もなくでありますし、株式会社祖峰企画の操業開始も、そう遠くない状況であります。引き続き、東京オフィスなどに活動の舞台を求めて、誘致活動に取り組んでまいります。さて、過疎化対策でありますが、私が市長就任以来、提唱してまいりました農村回帰宣言市も、徐々に全国区の広がりを見せてまいりました。「住んでみたい田舎ランキング」では全国第3位に躍進、「定年後に移住したいランキング」では全国第2位という成果を生み出し、今般、全国公募を行いました総務省の地域おこし協力隊には、10人の採用予定に対し、36人もの優秀な人材が応募をしてくれました。内閣府の新井参事官も直接、市役所を訪れていただき、この状況を絶賛いただきましたけれども、すべての経費が国によって賄われることから、できる限りの採用人数を確保したい、今後も追加公募をかけたい、そういうふうに思っているところであります。一方、既住者、もう住んでいる人、そして移住者、両者を対象にした、安くて住みやすい環境整備を推進してまいります。竹田市ニュータウン構想の実現に向けて、今、候補地を整備しているところであります。それでは、ここで各地域ごとの主要事業を掲げてみます。竹田地区は文化会館の再生、そして図書館とコミュニティホール建設に向けた取組を進めております。現在、アンケート調査等を基軸にして、更に部会による検討会を重ねていただいておりますけれども、幸いなことに、国土交通省所管社会資本整備総合交付金等によりまして、45%の国庫財源の確保に見通しがつきました。計画のすべての主要施設に加えて、ソフト施策にも使用、適用できることから、より安定した財政運営が図れることになります。特に心配されておりました文化会館新築場所、本村地区でありますが、この本村地区の安全確保、これにつきましては待望の玉来ダムが平成29年度には完成の見込みとなり、その前段として、上流部に流木をせき止めるスリットダム2基を建設するという計画が発表されたところであります。何ともありがたいことでありますし、間もなく玉来川の河川工事、パラペットによるかさ上げ工事でありますが、この工事が完成し、この4月には阿蔵新橋が予定どおり撤去されることになります。その一方、魚住の九州電力の堰周辺の対策につきましては、昨日、堰の撤去を含めて私の方から直接、九州電力の大分支所、亀井所長に具体的に要望させていただいたところでございます。「万全を期してこの安全に当たりたい」、そういうお話もいただきましたけども、継続して市の方でこの対応を見守っていきたい、こういうふうに思っております。文化会館、図書館、コミュニティホールは、市民の皆さんの意思が最優先されるべきであります。皆さんの期待に応えて、行政が賢明なる取組を行う、この流れが原点であると、私はそう考えております。かつてないほどに有利な国庫財源が確保できます。未来に希望の持てるまちづくりのために、市民の皆さん方も第三者的発想ではなく、自らが主役となって積極的に責任ある参加、そして行動を起こして提言をいただきたい、そのことを心から期待しております。さて、次に久住地区でありますが、県道庄内久住線のバイパス工事に伴うまちづくりが議論されているところであります。意欲ある商店街の底力を示す絶好の機会でもあります。また、中九州地域高規格道路久住高原インターチェンジの開設も要望いただいておりますけれども、すばらしいアイデアだというふうに思います。皆さんの期待に添うべく、引き続き九州整備局に要請をかけてまいります。そして久住地区は何より、企業誘致による肥育拠点の誕生により、待望の地域ブランド、「久住高原牛」が間もなく世に出るという、うれしいニュースがあります。活力を呼び起こしてくれることを期待するものであります。荻地域は、先の雪害対策に重点的にこの対策を施す一方、荻駅交流館の整備、そして支所の移転構想を具体化し、できるだけ早い時期に事業を完了させていきたいと、こういうふうに思っております。主幹産業の農業におきましては、荻地区は2年連続、見事に大分県の最高賞を受賞するなど、荻農業ここにありの誇るべき実績を示してくれました。一方、不安材料としては大蘇ダムの漏水対策があります。4億7,000万円という予定外の追加費用の負荷を未来にどう緩和させるか、更に工事の順調な仕上がりをしっかりと確認しておかなければなりませんし、完成後の国直轄方式に対しても、引き続き国に対して要請を重ねてまいりたい、こう思っております。直入地域は、何といっても観光拠点としての直入荘のリニューアルが大命題であります。長い間の議論、専門家の議論、市民の皆さん方との検討委員会等を通じて方向性が決定いたしておりますが、新規の国民保養温泉地の指定に向けても、また平成27年度に予定されているデスティネーションキャンペーンを成功させることを考えても、最重要課題であることは申し上げるまでもありません。来年4月のオープンに向けて全力投球してまいります。最後に、既にマスコミ報道でご案内かと存じますけれども、祖母傾山系を基軸にしたユネスコエコパークの認定に向けて動きを開始いたしました。これは大分県と我が竹田市、そして豊後大野市、佐伯市が一体となって認定を目指すものでありますけれども、竹田市は既にエコミュージアム構想の実践を展開しており、市民レベルの調査研究活動も活発であります。更に大分県の天然記念物の指定を受けている祖母山系イワメに関しては、国の天然記念物指定を目指して、25年度から調査研究事業に取り組んでおりました。幸いでありました。平成26年度には、その結果が出る期待をしているわけであります。また、より広範囲の指定を受けるべく、ラムサール条約のエリアにも指定されているくじゅう山系も視野に入れて作業を進めたいと、こう考えております。その前段として久住地区をフランス発祥の「我が村は美しく」の竹田版として位置づけて、独自の取組を行ってまいるつもりであります。世界に竹田市のすばらしさを情報発信できる、またとないチャンスが到来いたしました。企画情報課内にエコミュージアム推進室を設けるなど、全庁体制で懸命な取組を行ってまいります。まとめに、平成26年度からは、まさに「構想から実践へ」がテーマであり、スピード感と、そして使命感、責任感を肝に銘じて、「内に豊かに外に名高く」のキーワードを掲げて、大分県トップレベルの成果を収めている教育環境の更なる充実を基盤にして、このまちに生まれ、暮らせて良かったと、そう実感できる竹田市づくりを目指してまいります。時代の分岐点、まさに正念場を迎えております。どうぞ皆様のお力添えを賜りますようにお願いを申し上げまして、提案理由の説明に入らせていただきます。本定例会に提出いたしました案件は、報告案1件、予算案23件、人事案1件、条例案15件、一般案8件の計48件であります。それでは、提出いたしました諸議案につきまして、案件ごとに提案理由のご説明を申し上げます。報告第1号 専決処分事項竹田市立幼稚園設置条例の一部改正」について この案は、竹田市立竹田幼稚園が移転新設により位置を変更し、2月から新園舎を使用することに伴い、竹田市立幼稚園設置条例の一部を改正する必要が生じたため、専決処分を行ったので報告し、承認を求めるものであります。工期内に完成した新園舎については新年度からの使用を予定していましたけれども、現在通園している多くの園児の保護者からの要望により、予定を繰り上げて新園舎を使用するために、条例を改正するものであります。議案第2号 平成25年度竹田市一般会計補正予算(第9号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに4億7,011万9千円の減額で、予算総額を222億1,792万4千円とするものであります。平成25年度事業費の確定による減額補正予算が主体となっております。以下、主な内容について、その概要を申し上げます。総務費では、退職手当1億7,780万円を増額計上しております。民生費では、国民健康保険特別会計繰出金908万5千円等を増額計上し、後期高齢者医療広域連合負担金2,284万6千円等を減額計上しております。衛生費では、健康診査委託料540万6千円、衛生センター長寿命化事業完了に伴い工事請負費1,086万5千円等をそれぞれ減額計上しております。農林水産業費では、農業振興費1,876万2千円、団体営土地改良事業等農地費4,496万円、椎茸種駒購入費助成事業費補助金等林業振興費1,941万8千円等をそれぞれ減額計上しております。土木費では、道路維持費3,000万円、市営急傾斜地崩壊対策事業費1,385万8千円、住宅建設費2,780万1千円等をそれぞれ減額計上しております。消防費では、退職報奨金1,500万円、消防庁舎建設事業費4,491万6千円、ハザードマップ作成委託料533万8千円等をそれぞれ減額計上しております。教育費では、文化会館費1,614万7千円、図書館費828万6千円等をそれぞれ減額計上しております。災害復旧費では、農林水産施設災害復旧費4,529万2千円、公共土木施設災害復旧費1億782万2千円等をそれぞれ減額計上しております。公債費では、2,600万4千円を減額計上しております。一方、歳入では、国庫支出金1億1,775万9千円、県支出金1億412万7千円、繰入金1億1,157万6千円、市債1億2,290万円等をそれぞれ減額計上しております。議案第3号 平成25年度竹田市長湯温泉療養文化館特別会計補正予算(第3号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに433万3千円の減額で、予算総額を5,001万4千円とするものであります。その内容は、歳出では、予備費433万3千円を減額計上しております。歳入では、事業収入433万3千円を減額計上しております。議案第4号 平成25年度竹田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに6,224万1千円の減額で、予算総額を38億3,200万6千円とするものであります。その主な内容は、歳出では、基金積立金4,161万2千円を増額計上し、共同事業拠出金6,453万9千円、保健事業費571万4千円、予備費2,723万1千円をそれぞれ減額計上しております。歳入では、国庫支出金2,175万1千円、繰入金908万5千円、諸収入739万4千円をそれぞれ増額計上し、国民健康保険税1,010万8千円、療養給付費交付金3,915万4千円、共同事業交付金5,012万5千円をそれぞれ減額計上しております。議案第5号 平成25年度竹田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに157万4千円の減額で、予算総額を3億7,744万3千円とするものであります。その内容は、歳出では、総務費3万7千円、後期高齢者医療広域連合納付金153万7千円をそれぞれ減額計上しております。歳入では、繰入金157万4千円を減額計上しております。議案第6号 平成25年度竹田市介護保険特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに445万1千円の増額で、予算総額を38億3,592万9千円とするものであります。その主な内容は、歳出では、地域支援事業費80万8千円、予備費496万3千円をそれぞれ増額計上し、総務費132万円を減額計上しております。歳入では、保険料513万1千円を増額計上し、繰入金108万6千円を減額計上しております。議案第7号 平成25年度竹田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに69万4千円の増額で、予算総額を2億6,413万6千円とするものであります。その内容は、歳出では、施設費69万4千円を増額計上しております。歳入では、分担金及び負担金69万4千円を増額計上しております。議案第8号 平成25年度竹田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに6万円の増額で、予算総額を1億980万1千円とするものであります。その内容は、歳出では、諸支出金6万円を増額計上しております。歳入では、分担金及び負担金6万円を増額計上しております。議案第9号 平成25年度竹田市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第3号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに2,094万4千円の減額で、予算総額を1億8,566万8千円とするものであります。その内容は、歳出では、浄化槽整備費2,094万4千円を減額計上しております。歳入では、分担金及び負担金279万2千円、繰入金71万円、市債2,180万円をそれぞれ減額計上し、国庫支出金435万8千円を増額計上しております。議案第10号 平成25年度竹田市国民宿舎久住高原荘事業特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに205万9千円の減額で、予算総額を3億2,934万5千円とするものであります。その内容は、歳出では、国民宿舎費205万9千円を減額計上しております。歳入では、国民宿舎収入805万9千円を減額計上し、繰入金600万円を増額計上しております。議案第11号 平成25年度竹田市国民宿舎直入荘事業特別会計補正予算(第2号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに145万4千円の減額で、予算総額を7,268万円とするものであります。その内容は、歳出では、施設費230万6千円を減額計上し、予備費85万2千円を増額計上しております。歳入では、事業収入139万2千円、諸収入6万2千円をそれぞれ減額計上しております。議案第12号 平成25年度竹田市水道事業会計補正予算(第4号)について 今回の補正額は、収益的支出の営業費用のうち、配水及び給水費30万円を減額計上し、収益的支出の総額を1億8,466万3千円とするものであります。また、資本的支出の建設改良費のうち、固定資産購入費65万7千円を減額計上し、資本的支出の総額を1億9,752万6千円とするものであります。一方、収益的収入の営業外収益190万円を増額計上し、収益的収入の総額を1億8,713万3千円とするものであります。議案第13号 平成26年度竹田市一般会計予算について 政府は、平成25年12月24日に閣議決定された平成26年度予算案において、聖域なく予算を抜本的に見直した上で、経済成長に資する施策の重点化を図るため、真に必要な施策への予算配分、頑張るもの(人・企業・地方)が報われる仕組みへの改革、民間活力の活用促進等を進めるとしております。経済成長による税収増を安易に歳出増につなげるのではなく、めり張りの効いた予算を編成し、内外の経済社会情勢の変動に対応するとしています。一方、地方の一般財源総額については、平成25年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保することを明記しております。本市では、TOP運動を通して市民が主役のまちづくりを進めているところであります。農村回帰宣言を掲げ、ニュータウン構想推進による定住人口の確保を見据えながら、地域が培ってきた歴史文化や地域資源を活かし、地域コミュニティの再生を図ることで、基礎自治体の自立を目指してまいります。こうしたことを踏まえ、当初予算の編成方針では、限られた財源と人員の中で真に効果的な施策を実施するため、事務事業の再点検を進め、事業の選択と集中をより一層図ることとしました。一方、竹田市の未来に夢と希望を拓き、効用があると思われる事業については、積極的に取り組むものとしました。平成26年度の当初予算総額は、192億3,170万円であり、災害復旧費の計上が大きかった前年度当初予算額と比べて15億4,120万円、率にして7.4%の減額となっています。次に主な新規事業、重点事業について、その概要を申し上げます。総務企画分野においては、竹田総合学院(TSG)事業において、旧竹田中学校を活用し、竹工芸等ものづくりで創業を目指す起業者への支援を定住対策と連携して行ってまいります。また、地域が自らの提案により地域課題を解決するために行う事業を支援します。更に人口減少や高齢化の進行に対処するため、地域力の維持・強化に資する活動を援助する目的で、国の制度である「地域おこし協力隊」の受け皿を全国トップクラスに飛躍的に強化させてまいります。福祉、健康、医療については、4月から消費税率が引き上げられることに伴い、その緩和策として、主に市民税非課税の方を対象に臨時福祉給付金が交付されます。更に、児童手当受給世帯に対しては、子育て世帯臨時特例給付金が支給されます。その他、障害者自立支援事業などの福祉政策の充実を図ってまいる所存であります。環境分野においては、衛生センターの長寿命化整備事業が終了し、平成26年度から民間委託として、行財政改革をスピードアップさせます。雇用対策では、地域雇用再生特別基金を活用した竹田市単独の事業及び県補助事業の緊急雇用創出事業を実施し、地域の経済、雇用情勢の回復に努めてまいります。農業の振興では、次代を担う園芸産地整備事業として、花き、果樹、野菜を対象にハウスや機械の導入などにも継続して助成を行ってまいります。その他、新規就農者への支援や竹田の米や高原野菜のブランド化推進に向けた取組を行ってまいります。林業費では、シイタケ生産に対する助成や深刻な問題となっている有害鳥獣被害防止対策事業の助成につきましても、引き続き行ってまいります。また、水害の一因ともなった流木対策にも、引き続き積極的に取り組んでまいる所存であります。畜産業費は、空前の子牛市場の好調を受けて、更に生産基盤の確立と拡充、肉用牛の血統対策や繁殖雌牛の若返り対策などにより畜産王国としての地位を確固たるものにしてまいりたい、こう考えております。農地の整備については、県営土地改良事業を引き続き実施し、農地の基盤整備等を図ってまいります。観光面においては、平成27年度にデスティネーションキャンペーンが大分県に入ることから、ここをチャンスとして捉え、全国有数の観光資源である岡城跡や久住高原、長湯温泉などを効果的に活用するための施策を展開してまいります。特に、平成26年度は直入荘の大規模改修を予定しているところであります。土木建築事業では、社会資本整備総合交付金事業を活用し、城原線、住吉倉木線、長慶橋宇津線の道路改良や宮原米賀線、岩本線、君ケ園1号線などの防災・安全対策事業、街なみ修景やコミュニティバス購入などの街なみ環境整備事業、直入スカイビュー団地2棟の建築や阿蔵地区での小規模改良住宅の建築などの地域住宅支援事業を行ってまいります。また、急傾斜地崩壊対策事業については、本市の地形的特徴から要望も多く、安全安心な住環境整備の要望に応えてまいります。そのほか、高森竹田線や白丹竹田線改良事業等の県負担金事業を計画しているところであります。消防費では、新消防庁舎建設事業2期工事と消防救急無線デジタル化整備事業等を行います。一方、教育費では、児童生徒の教育環境を維持整備するため、直入小学校と竹田中学校のプール改修を行います。また、新図書館建設事業に伴う実施設計を行います。文化会館建設事業につきましては、現在地での新築にあたり、基本計画及び実施設計を行います。歳入では、市税17億8,205万円で、前年度比で7,004万6千円、率にして3.8%の減額となる見込みであります。これは、市民税の所得割が減少することや法人の撤退による法人市民税の減収を見込んでいるところであります。地方交付税は、普通交付税が消費税率改正に係る増収分等を含み、前年度より1億円増額の79億円、特別交付税が前年度より3千万円増額の8億3千万円、合計87億3千万円を見込んでおります。国庫支出金は、18億3,059万円で、前年度比で1億6,129万7千円、率にして9.7%の増額を見込んでおります。その主なものは、臨時福祉給付金給付事務補助金、社会資本整備総合交付金などであります。県支出金は、23億2,241万7千円で、前年度比で23億7,254万5千円、率にして50.5%の減額を見込んでおります。その主なものは、農地等の災害復旧費補助金の大幅な減額、次世代を担う園芸産地整備事業補助金の増額などであります。繰入金は、17億4,629万6千円で、前年度比で10億6,855万8千円、率にして157.7%の大幅な増額を見込んでおります。その主なものは、財政調整基金でありますが、これは、市税や地方交付税などの一般財源総額を確保するための措置であります。そのほか、直入荘建設事業や消防庁舎建設事業の財源として公共施設建設基金の活用、同じく消防庁舎建設事業や消防救急無線デジタル化事業の財源として地域の元気臨時交付金基金の活用などがあります。市債は、11億8,120万円で、前年度比で5億1,810万円、率にして30.5%の減額を見込んでおります。議案第14号 平成26年度竹田市立こども診療所特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに7,632万9千円となります。その主なものは、歳出では、総務費及び医業費を計上しております。歳入では、診療収入、使用料及び手数料並びに繰入金を計上しております。議案第15号 平成26年度竹田市長湯温泉療養文化館特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに4,899万6千円となります。その主なものは、歳出では、総務費、施設費及び予備費を計上しております。歳入では、事業収入を計上しております。議案第16号 平成26年度竹田市国民健康保険特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに36億2,131万円となります。その主なものは、歳出では、総務費、保険給付費、後期高齢者支援金、介護納付金、共同事業拠出金、保健事業費及び諸支出金を計上しております。歳入では、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費交付金、前期高齢者交付金、県支出金、共同事業交付金、繰入金及び諸収入を計上しております。議案第17号 平成26年度竹田市後期高齢者医療特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに3億8,701万9千円となります。その主なものは、歳出では、総務費及び後期高齢者医療広域連合納付金を計上しております。歳入では、後期高齢者医療保険料及び繰入金を計上しております。議案第18号 平成26年度竹田市介護保険特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに38億3,544万6千円となります。その主なものは、歳出では、保険給付費及び地域支援事業費を計上しております。歳入では、保険料、国庫支出金、県支出金及び繰入金を計上しております。議案第19号 平成26年度竹田市簡易水道事業特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに3億800万5千円となります。その主なものは、歳出では、総務費、施設費及び公債費を計上しております。歳入では、使用料及び手数料、繰入金及び市債を計上しております。議案第20号 平成26年度竹田市農業集落排水事業特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに1億1,605万9千円となります。その主なものは、歳出では、総務費、施設費及び公債費を計上しております。歳入では使用料及び手数料並びに繰入金を計上しております。議案第21号 平成26年度竹田市浄化槽整備推進事業特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに2億1,871万6千円となります。その主なものは、歳出では、総務費、浄化槽整備費及び公債費を計上しております。歳入では、使用料及び手数料、国庫支出金、繰入金及び市債を計上しております。議案第22号 平成26年度竹田市国民宿舎久住高原荘事業特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに3億4,525万7千円となります。その主なものは、歳出では、国民宿舎費、公債費、諸支出金及び予備費を計上しております。歳入では、国民宿舎収入、財産収入及び繰入金を計上しております。議案第23号 平成26年度竹田市国民宿舎直入荘事業特別会計予算について 予算総額は、歳入歳出ともに4億3,121万5千円となります。その主なものは、歳出では、総務費、施設費及び予備費を計上しております。歳入では、事業収入及び繰入金を計上しております。議案第24号 平成26年度竹田市水道事業会計予算について 収益的収支では、収入1億8,553万5千円、支出1億8,225万5千円を、資本的収支では、収入814万7千円、支出9,107万2千円をそれぞれ計上しております。資本的収支の不足額については、過年度損益勘定留保資金等により補てんしております。議案第25号 竹田市固定資産評価審査委員会委員の選任について この案は、竹田市固定資産評価審査委員会委員の秦栄一氏、後藤茂春氏及び芋生徳男氏の任期が平成26年6月5日をもって満了となるため、3氏を再任したいので、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。議案第26号 竹田市特別職の常勤職員の給与に関する条例の一部改正について この案は、市長及び副市長が自ら居住するための住宅を借受けた場合に住居手当を支給するために、所要の改正を行うものであります。議案第27号 竹田市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について この案は、職員の平均年齢が上昇している状況を踏まえ、年齢別構成の適正化を通じて組織活力の維持等を図るため改正された国家公務員の早期退職募集制度に準じ、早期退職のインセンティブを高めることを目的として、所要の改正を行うものであります。議案第28号 竹田市荻駅交流館条例の制定について この案は、竹田市荻ふれあい会館の施設の名称変更等に伴い、必要な条例を制定するものであります。議案第29号 竹田市基金条例の一部改正について この案は、奨学金基金の目的等を改める必要があるため、所要の改正を行うものであります。議案第30号 竹田市消防長及び消防署長の任命資格を定める条例の制定について この案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成25年法律第44号)が平成25年6月14日に公布され、消防組織法(昭和22年法律第226号)の一部改正が平成26年4月1日から施行されることに伴い、消防長及び消防署長の任命資格を条例で定める必要があるため、制定するものであります。議案第31号 竹田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について この案は、消防業務の中でも、困難度や危険性が極めて高く、責任の過重の著しい業務に従事した職員に対して特殊勤務手当を支給するため、所要の改正を行うものであります。議案第32号 竹田市手数料条例の一部改正について この案は、消費税及び地方消費税の税率の引上げに伴い、危険物製造所等の設置許可の申請に対する審査等に係る手数料の額の標準を引上げる等の必要があるため、所要の改正を行うものであります。議案第33号 竹田市火災予防条例の一部改正について この案は、消防法施行令の一部を改正する政令(平成25年政令第88号)の公布に伴い、所要の改正を行うものであります。議案第34号 竹田市分担金徴収条例の一部改正について この案は、県営土地改良事業及び団体営土地改良事業の新規事業の実施に伴い、事業の積極的な活用を図るため地元分担金の軽減を行い、併せて適正な徴収を実施するため、所要の改正を行うものであります。議案第35号 竹田市あざみ台展望所スカイパークあざみ台」条例の廃止について この案は、竹田市あざみ台展望所スカイパークあざみ台」の建物を有限会社あざみ台展望所に無償譲渡するため、条例を廃止するものであります。議案第36号 竹田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について この案は、大分市廃棄物処理施設使用料の改定に伴い、竹田市が広域処理により大分市福宗環境センター清掃工場に搬出する事業系廃棄物(可燃ごみ)手数料について改定する必要があるため、所要の改正を行うものであります。議案第37号 竹田市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について この案は、竹田市立こども診療所の医師等の報酬について改める必要があること等に伴い、所要の改正を行うものであります。議案第38号 竹田市心身障害者福祉手当条例の廃止について この案は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)等が整備され、障がい者福祉の増進が図られていることに伴い、当該手当の見直しを行い、条例を廃止するものであります。議案第39号 竹田市へき地教職員住宅条例の一部改正について この案は、竹田市へき地教職員住宅を有効活用するため、所要の改正を行うものであります。議案第40号 竹田市体育施設条例の一部改正について この案は、竹田市植木グラウンドの用途廃止に伴い、所要の改正を行うものであります。議案第41号 普通財産の減額貸付けについて この案は、旧明治小学校の施設の有効活用と地域活性化の観点から、旧校舎を減額して貸し付けることについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第6号の規定により、議決を求めるものであります。議案第42号 財産の無償譲渡について この案は、竹田市あざみ台展望所スカイパークあざみ台」の建物を有限会社あざみ台展望所に無償譲渡するため、議会の議決を求めるものであります。議案第43号から議案第47号まで 指定管理者の指定に関する件について 以上の5案件は、いずれも指定管理者の指定に関する件でありますので、一括してご説明申し上げます。これらの案は、竹田市公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例(平成17年竹田市条例第78号)第4条の規定に基づき、公の施設の指定管理者を選定しましたので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定により、議決を求めるものであります。議案第48号 市道路線の認定について この案は、七里開発地内の道路を市道として認定するものであります。 以上をもちまして、本定例会に提出いたしました諸議案の説明を終わります。何とぞ慎重ご審議のうえ、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中村憲史君) 日程第7、議案に対する質疑を行います。質疑に入ります前に、お願いをいたします。本日の議案に対する質疑は、議案第25号についてのみ行いますので、ご了承願います。それでは、質疑に入ります。議案第25号について質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村憲史君) これで質疑を終結いたします。お諮りいたします。議案第25号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村憲史君) ご異議ないものと認めます。議案第25号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。ここで、暫時休憩いたします。     休憩 午前11時5分     再開 午前11時6分 ○議長(中村憲史君) 再開いたします。日程第8、討論・採決を行います。討論は通告がありませんので、直ちに採決を行います。議案第25号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村憲史君) ご異議ないものと認めます。議案第25号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。                          散会 午前11時7分...